村上春树-《村上さんのところ》

翻译|「《村上さんのところ》- 关于「书店」的将来」

2016年11月7日

「本屋」の行く末について

关于「书店」的将来

質問:私がお聞きさしたいのは、「本屋」の行く末についてです。私自身、本が好きで……少しでも関わりたくて仕事にしてしまうぐらい好きなんです。でも、最近は全たく元気がない(つまり売れない)現状です。先生の本だけは別なんです、ご存知のとおり。「本」が世の中から無くなってしまう事は100%ないと信じていますが、「本屋」の方は世の中からなくなってしまいそうな勢いです。20年書店員をやってましたが、いろいろな物事が減る一方なんです。まだまだ底に届かない感じで落ちるばかりです。

先生は「本屋」って今後どうなると思ってらっしゃいますか?私は自身の子供や孫の世代に「本屋」を見せてあげられますかね?写真見せながら、昔話しなきゃならないですかね。我想问的是,关于书店的将来的事情。我自己喜欢书……喜欢到即便是一点点也想从事与它相关的工作。不过,最近完全是不景气(也就是说卖不出去)的现状。只有先生的书是例外的,还请理解。相信「书」要从世界消失的事情是100%不会有的,不过「书店」却有要从世界消失这样的趋势。我当了20年的书店员,很多事物朝着减退的方向。一味地陷入到心底仍然无法言说的感受里。

先生对于「书店」以后的何去何从是怎么考虑的呢?我会让自己的孩子或者孙辈看「书店」的样子。一边看着书店的照片,一边诉说过去的事。

回答:

僕も書店がもちろん好きで、よく行くのですが、その数は年を追って少なくなっていくようです。アメリカで書店の数は着実に減っています。キンドルとかネット通販とか、そういう方式で本を読み、本を手に入れる人が多くなっているからでしょ。まずインディペンデントの書店が消えていき、それからチューンのブックストアも淘汰されていきました。残念なことです。ふらっと書店に行って、ぶらぶら本を見てあてもなく時間をつぶすというのはとても素敵なことなんですかね(今はまたインディペンデントの書店が少し息を吹き返しているようですか。

でもときどき思うんですが、毎月出版されるの本の数っておおすぎませんか?あまり数が売れないから、点数を多くしないわけに行かないんだという話しも耳にしましたが、それにしてもあまりにも多すぎる気がします。とくに新書とか文庫本とか、自社の本棚のスベースを確保するために、どんどん数を出していく。

当然中身は薄くなっていく。出版業界が自分で自分の首を絞めているような部分もあります。こう出版点数が多いと、書店の作業たいへんですよね。

もう少しおちついた書籍環境をつくっていくことも大事じゃないかという気がします。

本屋さん、いろんな難しい問題があるでしょうが、どう気長にがんばてください。

我当然是喜欢书店的,也经常去,不过去的次数随着年岁的增长变少了。在美国书店的数量也在踏踏实实地减少。Kindle啦网络销售啦,以这样的方式读书,能把书拿到手的人也变得多了起来。首先是独立书店在消失,然后连锁书店也渐渐被淘汰。真是非常遗憾的事情。偶尔去书店,溜达着看书,漫无目的地消磨时间,真的是非常棒的事情(现在独立书店是否在渐渐地恢复生机呢)

不过有时候也会想,每个月出版的书的数量是不是有点多?因为卖的数量不多,然而也常常听到说数量不多也不行,即便如此感觉也是太多了。尤其是新书或者袖珍本,为了确保自己公司的书架的空间,连续不断地增加数量。

当然容纳的内容变薄了。也存在出版社自己扼杀自己的部分。这样子的出版数量的增多,书店的工作就变得非常困难。

由心觉得营造一个更加安稳的书籍环境是非常重要的。书店的话,即便有很多困难的问题存在,还请带着耐心加油。