村上春树-《村上さんのところ》

翻译|「《村上さんのところ》- 害怕被批评」

2016年10月21日

批判されるのが恐い

害怕被批评

質問:

ワタシは批判されたり、嫌われたりするのを恐れて自分の意見を主張できなかったりすることが多々あります。あとで「あのときああ言っておけばよかった。」と後悔するのですが……

仕事をする上で、批判されたりや嫌われたりするのを恐れてはいけないというのはわかっているのですが、どうしても気になってしまいます。

どうすれば気にならなくなるが、アドバイスを頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

我自己因为害怕被批评,被讨厌而不能主张自己的意见的情况是非常多的。之后会后悔,说「要是那个时候说了就好了」这样子的话……

在工作上,虽也知道害怕被批评或者被讨厌是行不通的,可无论如何就是在意。

要怎么做才能不在意呢,如果能听到您的建议,将感到非常荣幸。劳烦了。

回答:

僕は自分が嫌われたり、批判されたり、ないがしろにされたりするのが普通の状態だと思って生きてきました。そう思うと、嫌われたり、批判されたり、ないがしろにされたりしても、あまりこたえなくなります。もちろんあまりよい気持ちはしませんが、「ま、しょうがないだろう」と思えます。むずかしいがもしれませんが、そのように考えるといいと思いますよ。

スティングの歌の歌詞にたしか「I am a lagal alien」というのがありましたよね。「ぼくは合法的な異界人なんだ」と。人はそのように基本的に孤独なものです。

自己被讨厌,被批评,被轻视,我把它们看成是普通的状态而生活着。这样想的话,即便被讨厌、被批评、被轻视,也不是不能忍受的。当然心情不会特别地好,总觉得「哎,也是没办法的事情」。虽然很困难,不过如果能这样想的话,还是挺好的。

スティング的歌的歌词里面大概有「I am a lagal alien」这句话。意思是「我是一位合法的外星人」。所以,基本上来说人是孤独的。