村上春树-《村上さんのところ》

翻译 | 《村上さんのところ – 村上先生是心的老师》

2017年4月29日

質問:何かで、村上春樹を好きな女はみんな病んでいる、というようなことを言ってる人がいて、たまに思い出しては引っかかります。

私も、読み始めた当時はたしかに病んでいて、村上さんの本を読んで治ってきました。

また、村上さんがおすすめされていた古典なとも読んで、面白さを知りました。私にとって村上さんは、心の先生のような方です。

村上さんご自身は、ご自分の読者の女性たちのイメージってありますか?

有人说,总觉得,喜欢村上春树的女性都是有病的,偶尔想起觉得不太对劲。

我在开始读的时候也是有病的,通过读村上先生的书治好了。

还有,也读了村上先生推荐的古典书,知道了它们的乐趣。对我来说,村上先生是如心的老师一样的人。

村上先生自己有对自己的女性读者们的印象吗?

回答:

これはあくまで僕の個人的な意見ですが、人は多かれ少なかれみんな病んでいます。意識を抱え、ニ本足で立って生きるという作業自体が、基本的に病んでいるのです。それに自覚的な人と、あまり自覚的出ない人がいるだけです。僕の読者だけが(それも女性だけが)病んでいるわけではありません。僕の読者に自覚的な人が多い、ということは言えるかもしれませんが。

这归根结底是我个人的意见。人多多少少都是有病的。抱着意识,双脚站立着生活这种工作本身,基本上都是有病的。只是存在着对此有自觉的人,和对此完全没有自觉的人。不只是我的读者(不只是女性)是有病的。也许可以这样说,我的读者有很多自觉的人。