村上春树-《村上さんのところ》

翻译|「《村上さんのところ》- 身为小说家的幸福感」

2016年12月5日

小説家としての冥利
身为小说家的幸福感

質問:

沖縄のとある精神病院の待合室からメールしております。私は患者ではなく、医薬品の営業マンをしております。
村上さんの作品は何度も何度も読み返して味わっております。受けた影響は小さくないです。
もし作品を通して世界に大きな影響を与えられるとしたら、どんな影響を与えたいと、村上さんはお考えですか?

我在冲绳的一间精神病院的等候室写这封邮件。我并不是患者,是医药品的销售员。
好几次好几次重读品味村上先生的作品。受到很大的影响。
如果能通过作品而对世界产生深刻影响的话,村上先生认为哪种影响是最想给予的?

回答:

出口を見失って苦しんでいる人に、「出口はあるかもしれない」と思わせることができたらいいなあと思っています。もし誰かにそういう影響を与えられたら、小説家としては冥利に尽きます。

对看不见出口而痛苦的人来说,我想若能让他们想到「也许是有出口的」就好了。如果能给与某人那种影响的话,对小说家来说,是无上荣幸。