村上春树-《村上さんのところ》

翻译 |《村上さんのところ》- 文章的振动

2017年4月27日

这是村上春树在很多地方都提过的点。他的文章具有音乐上的节奏,韵律的表现。
我自己的话,每每读他的文字,都能感到一种无法言喻的流畅和律动,丝毫不觉得有被卡住的感觉。尤其是读小说时,这种感觉就更加明显。这种流畅会把人吸引住,一个劲地往下读。有时候觉得不是故事情节在牵引着自己,而是文字本身的律感,在引领着自己前进。
我会不自觉地记住他很多写作上的表达。


村上さんの文章はグルーヴが違う
村上先生的文章振动是不一样的

質問:

昔から思っていることなのですが、村上さんの文章は読んでいて不思議なくらい、スッと頭の中に入ってきます。ただただシンプルに大変気持ちいいのです。意味を超えたレベルで。文章のグルーヴ(ちょっと恥ずかしい表現ですが)が他の作家さんと決定的に違うように思います。そして、これは村上さんが音楽マニアであることと密接に関係している、と勝手に解釈しているのですが、村上さんが自身はどうのようにお考えでしょうか?私もどっぷりと音楽に浸かりながら生きてきたので、この推測が当たっているといいなと思いながら、質問させていただきます。

这是以前就想过的事情,读村上先生的文章会不可思议那般,迅速地进入自己的脑里面。只是简简单单地心情非常愉快。一种超越意义的水平。我觉得文章的振动(虽是有点害羞的表现)与其他作家有决定性的差异。还有,这个与村上先生是音乐迷也有密切的关系,虽然是在任意地解释,不过村上先生自己是怎么思考的呢?因为我也是一边浸泡在音乐里一边生活,觉得这个推测能猜中的话也挺好的,请允许我提问。

回答:

そうですね。僕の文章にとって、音楽の影響はとても大きいように思います。文章を読み返しながら、リズムや響きや流れみたいなものをいつも頭の中で点検しています。声に出して読んでみることもたまにあります。文章の書き方について、僕は多くのことを音楽から学んだかもしれません。

僕は音楽性を感じる文章を書く人としては、ポール・オースターがいます。ただ彼の音楽性は僕のそれとはずいぶんちがいます。彼の奏でる音楽はとても構築的で、バッハのフーガなんかに通じるところがあります。対位法的に整ったところがあって、読んでいて気持ちがいいです。

僕の場合は「構築的」というのではないですね。フリ・インプロビゼーションの方に近いかもしれません。樂器はたぶんピアノだと思います。

是啊。说起我的文章,我觉得音乐的影响是非常大的。重读文章时,类似节奏或者振动或者流动的东西总是在我的头脑里检验。偶尔也会大声朗读。关于文章的写作方法,也许我从音乐那里学习了很多。

我认为能感受到音乐性而写文章的人,是Paul Auster。只是他的音乐性与我的是完全不一样的。他演奏的音乐性非常具构筑性,与巴赫的赋格有相通的地方。具有对位法的规整,读起来心情畅快。

我的情况是没有「构筑性」。可能接近于自由的即兴创作。乐器来说的话大概是钢琴吧。